お祝いやお返しで、ちょっと良いうつわをもらうことってありますよね。私もそうだったのですが、食器棚に収納しているならともかく、おうちのどこかで眠ってしまっていることが、もしかしたら多いかもしれません。
でも、使ってみると、本当に良さがわかります。和洋中を問わず、ささやかな料理も見栄えをよくしてくれたり、実は使い勝手がすごく良かったり、なんともいえない満足感が得られるんです。まずは、私も気に入っていて、いろいろな使い方ができる汎用性の高いうつわからはじめてみませんか?
おしゃれな人は引き算が上手。
そんなスタイルを感じるうつわ。
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いちばんに紹介したいのは、〈ロイヤルコペンハーゲン〉、略してロイコペのブルーパルメッテはやっぱり良いんです。とても上品なのですが、格好つけてなくて、全然気張った感じがありません。良い歳のとり方をしているおしゃれな人は引き算が上手だと言いますが、ロイコペのブルーパルメッテには同じ雰囲気があるのではないでしょうか。
1775年に開窯したデンマーク王室ご用達の歴史あるブランドでありながら、いい意味でちょうど良いヌケ感があります。だからこそ、和洋中どんな料理とも相性が良いのです。サラダをのせても、煮物をのせても、酢豚でも、カレーでも、よく似合います。よくよく調べてみると、ブルーパルメッテの印象的なブルーの絵柄の起源は、もともと中国の磁器に描かれていたものと言われています。また、大皿から小皿へ取り分けるアジアの食文化にあわせて作られたシェイプなので、さまざまな料理に合うんですね。
ぜひ、いろんな料理を気軽に何でものせてください。気取らないけどおしゃれなテーブルになりますよ。
惣菜を盛りつける。
それだって、ひとつのコーディネート。
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ガラスでご紹介したいのは、〈イッタラ〉のカステヘルミ。カステヘルミを使うときって、素敵な人は、おいしいスイーツを載せてお茶をしたり、もしくはバジルとトマトのサラダの取り皿として、使うのでしょうか。でも、私の一番多い使用シーンは、スーパーで買った惣菜や刺身をのせること。それでもしっかりサマになるので、おもてなしの場面でも活躍します。カステヘルミのプレートであれば、17cmが断然おすすめ。美味しい料理の取り皿としても、ちょっとした一品のお皿としても、さまざまな場面で使えますよ。
日常で使ってこそ、
うつわの世界の扉が開く。
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最後は、ポーランドの食器である〈セラミカ〉。なんだか温もりを感じるのは、手仕事でひとつずつ作っているから。とはいえ、日常の中で、がしがしと使っていただくのがおすすめです。なんといっても、電子レンジや食洗機だけでなく、『オーブン』でも使えます。
オーブン料理をそのまま食卓に出しても、バームクーヘンをのせても、ワンプレートの朝食でも、いろんなシーンで使えるのがうれしいですね。
ここでご紹介したのは、決して高価なものではなく、ちょっと手を伸ばせば届くうつわばかり。日常の中で、気分に合わせて、ぜひ使ってみてください。
きっと、食事の時間がより楽しくなると思います。