至極、個人的なことですが、ひとつの季節に1、2回のペースで、休日の朝に唐突的に「行こう!」と思い立ち、ほぼ無計画に鎌倉近辺へ車を走らせることがあります。
秋は七里ケ浜、澄んだ空気にR134から見る遠いような近いような富士山。クリスマスの頃にはシーキャンドルの下、幻想的なイルミネーションの中、つないだ手が暖かい・・・。大仏様横の桜をまったり眺めてみる春の朝、何かにとりつかれたかのように桜貝拾いに没頭して迎える由比ガ浜の夕暮れ・・・。夏は夜、海上からの花火、江ノ島灯篭そぞろ歩き・・・。
などと幸せな妄想ができる鎌倉近辺は、本当に素敵なところですが、今回は鎌倉のおすすめ場所のご案内ではありません。
「目につくヒト」の話です。
素敵な恋人たちや、年を重ねた仲むつまじいご夫婦もたくさんいらっしゃって、目を奪われることが多いですが、この土地でワタシがさらに「目につく」のは、小さなお子様を連れた若くてオトナな(?)洗練された《SUTEKI MAMA》の存在。
“こざっぱり・こぎれい・こじゃれた”とでも言うのでしょうか、シンプルで洗練されていて、決して奇抜でなく、決してかすむわけでなく・・・。なんとも鎌倉の風景に良く合う、お洒落MAMA!
さり気なく流行色をポイントに取り入れていたり、女性らしいふんわりデザインでありながら、いざとなったら「ダーっ!!!」と子供を追いかけて砂浜を全力ダッシュできる頃合いの良いレングスのワイドパンツとかを履いていらっしゃったり、デニムに白いシャツが眩しかったり・・・。そんなSUTEKIなお洒落MAMAが、やたらと「目につく」のです。
子育てって、本当に大変だろうなぁ・・・と思うのですが、ちゃんとご自分のファッションも抜け目なくキメテイル。《SUTEKI MAMA》、羨望のまなざしです。
そこで、そんな彼女たちに近づくべく、今回は鎌倉にお店を持つ『PONT DE CHALONS』のコーディネートを紹介します。ブランドのコンセプトは「パリのエスプリを取り入れた着回しのきくシンプルであたたかみあるデザイン、流行にとらわれない自分らしいライフスタイルを大切にする女性の何気ない毎日を豊かに彩ります」ですって。シンプルでわかりやすいですよね。
ふんわり軽~いピーチスキンジャケットに、
お役立ちベストはいかが?

白シャツにデニム・・・鉄板的SUTEKIコーディネートは1年中楽しみたい!
そんな≪SUTEKI MAMA≫のおでかけスタイルにオススメするのは、麻素材のナチュラルカラーベスト。
「麻」は夏だけのモノではありません。しっかりとした厚め生地に、裏地のクラシックな花柄が
お洒落ポイント。その上から 羽織るのは ふんわり軽くて、しっとりと優しい手触りのピーチスキンジャケット。冬もアクティブに、「ダーっ!!」と走ってください。
動きやすい! 颯爽としたコーディネート。
ふんわりシャツに、ストレッチ性抜群のニットデニム。


一見、颯爽としたコーディネートですが、「スモール・カラー × ドルマンシルエット」のシャツが、《実は可憐》な演出をしてくれている!? 動きやすくてリピーター続出のパンツは、国内初のレディスジーンズメーカーとして岡山県倉敷市に1962年に誕生した〈Betty Smith〉とのコラボ。スタイリングの仕上げには、フレンチテイストの優しげストールを。
コットンコクーンスカートがポイント 『ちょっぴり‘モード’』
VS シャツワンピを羽織る『こっくり‘ナチュラル’』

いくら「スタイリッシュに」「お洒落に」見せることが出来ても、動きにくいのはNG!コクーンスカートはキレイなシルエットでありながら、ストレッチが効いているスグレモノ。
先ほども登場のピーチスキンジャケットは軽くて暖か、内側のギンガムチェックがお洒落ポイント。コーデュロイのシャツワンピは、こんな風に「羽織りモノ」として、ふんわりセーターの上から 羽織ってしまえば、窮屈感のない、休日の「リラックスゆるスタイル」の出来上がり。


「デニムコクーンスカート」も、「シャツワンピース」も、着まわし力の高い便利アイテム。ぜひトライしたい1枚。
「秋冬を迎え、さらにさらに忙しい ≪SUTEKI MAMA≫、でもなんだか抜け目無くさり気なくいつもお洒落な≪SUTEKI MAMA≫、ワタシも来世は、目指します・・・。